エディンバラのハリー・ポッター聖地巡り|J.K.ローリングゆかりの場所・ツアーも紹介

エディンバラは、ハリー・ポッターファンなら一度は歩いてみたい街です。

この記事のポイント|確定情報とファンスポット
  • エディンバラのハリー・ポッター聖地は、映画ロケ地ではなく作者ゆかりの場所やファンスポットが中心
  • The Elephant House、旧Nicolson’s Cafe、The Balmoral、City ChambersはJ.K.ローリングとの関係を確認しやすい
  • Victoria Street、George Heriot’s School、Greyfriarsの名前説は人気だが、直接モデル・元ネタと断定しない方が正確
  • 旧市街の主要スポットは徒歩で回りやすく、初めてなら3〜4時間ほど見ておくと安心
  • The Potter Trailは約75〜90分の寄付制ウォーキングツアー。混雑期は事前予約しておくと動きやすい
  • 2026年8月28日時点ではThe Elephant HouseのGeorge IV Bridge店も営業案内があるが、訪問前に営業時間を確認したい

J.K.ローリングが『ハリー・ポッター』シリーズの多くを執筆した街で、現在も旧市街を中心に、作者が実際に執筆したカフェ、最終巻を書き終えたホテル、作品を連想させる墓石や街並み、ハリー・ポッター専門ショップなどが集まっています。

一方で、エディンバラのハリー・ポッター情報には少し注意が必要です。

Victoria Streetが「ダイアゴン横丁のモデル」、George Heriot’s Schoolが「ホグワーツのモデル」、Greyfriars Kirkyardの墓石が「キャラクター名の元ネタ」とよく紹介されますが、こうした説のすべてをJ.K.ローリング本人が認めているわけではありません。

特にVictoria Streetについては、ローリング本人がダイアゴン横丁を考えた時点では訪れたことがなかったと説明しています。

そのためこの記事では、J.K.ローリングとの関係が確認できる場所、ハリー・ポッターファンの定番スポット、「モデルでは?」と広く語られているが未確認の場所を分けながら紹介します。

エディンバラ旧市街の主要スポットは徒歩でまとめて回れるため、半日程度あれば十分に聖地巡りを楽しめます。

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目次

エディンバラのハリー・ポッター聖地巡りは「映画ロケ地」ではない

まず知っておきたいのが、エディンバラの定番ハリー・ポッタースポットは、基本的に映画の撮影場所ではないということです。

ロンドンのLeadenhall Market、オックスフォードのChrist ChurchやBodleian Library、グロスター大聖堂、アニック城などは実際の映画撮影に使われています。

一方、エディンバラで巡るのは主に、

  • J.K.ローリングが実際に執筆した場所
  • 作者と街の関係を感じられる場所
  • 作品の世界観を連想させる場所
  • ファンの間で「モデルではないか」と語られてきた場所

です。

「映画と同じ場所を見たい」というより、ハリー・ポッターが生まれ、書き進められた街を歩くという感覚で巡ると楽しみやすいでしょう。

エディンバラのハリー・ポッター聖地7選

1. The Elephant House|J.K.ローリングが執筆した有名カフェ

画像:Stephen Montgomery / Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0

エディンバラのハリー・ポッター聖地巡りで最も有名な場所のひとつが、The Elephant Houseです。

George IV Bridgeにあるカフェで、1995年にオープンしました。

J.K.ローリングが初期の『ハリー・ポッター』作品を執筆していた場所として知られ、店側も長年「Birthplace of Harry Potter」として紹介しています。

公式サイトでは、ローリングがエディンバラ城を望む奥の部屋で執筆していたと案内されています。

2026年8月28日時点では、George IV Bridge店は再び営業

The Elephant Houseが入る建物は2021年の火災で大きな被害を受け、長期間営業できない状態が続いていました。

そのため、少し古い旅行記事を見ると「The Elephant Houseは休業中」と書かれていることがあります。

しかし、2026年8月28日時点では、公式サイトで21 George IV Bridgeの店舗が営業店舗として案内されています。

ハリー・ポッター聖地巡りをするなら、外観を見るだけでなく、時間があれば店内で休憩してみてもよいでしょう。

住所:21 George IV Bridge, Edinburgh EH1 1EN

Victoria StreetにもThe Elephant House Cafeがある

現在はVictoria StreetにもThe Elephant House Cafeがあります。

こちらは2023年にオープンした別店舗で、住所は30 Victoria Streetです。

店内にはJ.K.ローリングが使用したとされるアンティークの木製テーブルも展示されています。

ただし、「ローリングが実際に執筆していたThe Elephant Houseへ行きたい」という場合は、George IV Bridgeの21番地にある本店を選びましょう。

2. Greyfriars Kirkyard|Tom Riddellなどの名前が残る墓地

画像:Kim Traynor / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

The Elephant Houseからすぐ近くにあるのがGreyfriars Kirkyardです。

歴史あるGreyfriars Kirkを囲む墓地で、ハリー・ポッターファンの間では非常に有名な聖地になっています。

墓地内を歩くと、作品を知っている方なら気になる名前をいくつか見つけられます。

特に有名なのが、

  • Thomas Riddell
  • William McGonagall
  • Elizabeth Moodie
  • Scrymgeour

などです。

Thomas Riddell|「Tom Riddle」を連想させる墓石

最も多くのファンが訪れるのがThomas Riddellの墓です。

Thomas Riddellは1806年に亡くなった実在の人物で、墓石にはRiddellの姓が刻まれています。

『ハリー・ポッター』ではヴォルデモートの本名がTom Marvolo Riddleなので、名前の類似から「ここから名前を取ったのでは?」と長年語られてきました。

現在では墓石へ続く道ができるほど、多くのハリー・ポッターファンが訪れています。

William McGonagallの墓もチェック

墓地内には、スコットランドの詩人William McGonagallに関係する墓もあります。

McGonagallという姓は、もちろんホグワーツのMinerva McGonagall教授と同じです。

そのほかにもMoodieやScrymgeourなど、シリーズに登場する名前と似た姓を探せます。

3. George Heriot’s School|ホグワーツを連想させる学校

画像:Peulle / Wikimedia Commons / CC BY 4.0

Greyfriars Kirkyardから見える大きな建物が、George Heriot’s Schoolです。

17世紀にルーツを持つ歴史ある学校で、塔のある石造建築と中庭が印象的です。

さらに学校には4つのHouseがあり、各Houseが競い合う仕組みがあることから、

「ホグワーツのモデルではないか」

と長年紹介されてきました。

ホグワーツのモデルと確定しているわけではない

見た目やHouse制度がホグワーツを連想させるのは確かですが、J.K.ローリングが本人はGeorge Heriot’s Schoolをホグワーツの直接的なモデルにしたという説を否定しています。

学校内部は通常観光できない

George Heriot’s Schoolは現在も使われている学校です。

通常の観光施設ではないため、自由に校内へ入ることはできません。

Greyfriars KirkyardやLauriston Placeなどから外観を見る形になります。

Greyfriars Kirkyardとセットでチェックしておきましょう。

4. Victoria Street|「ダイアゴン横丁みたい」な人気スポット

画像:Daniel Kraft / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

エディンバラ旧市街で最も写真映えする場所のひとつがVictoria Streetです。

カーブした石畳の坂道にカラフルなショップが並び、上段にも通路が続く独特な街並みです。

その景観から、

「ダイアゴン横丁のモデル」

として世界中のハリー・ポッターファンに知られるようになりました。

実はダイアゴン横丁のモデルではない

J.K.ローリング本人は、ダイアゴン横丁は特定の実在する通りをモデルにしたものではなく、Victoria Streetもダイアゴン横丁を考えた時点では見たことがなかったと説明しています。

つまり、

Victoria Street=公式のダイアゴン横丁モデル

ではありません。

ただし、曲がった石畳、古い建物、個性的なショップという街並みは確かに魔法界を連想させます。

現在はハリー・ポッター関連ショップもあるため、「公式モデルではないけれど、ファンなら歩いて楽しい場所」という位置づけです。

5. Museum Context|Victoria Streetのハリー・ポッターショップ

Museum Contextは3フロアにわたってハリー・ポッターの公式ライセンス商品などを扱うショップで、Victoria Street 40番地にあります。

建物はかつてRobert Cresser’s Brush Shopとして、130年以上にわたりブラシや箒などを販売していました。

現在もヴィクトリア時代の内装が残り、魔法道具店のような雰囲気があります。

  • Hogwarts各寮のグッズ
  • ローブ
  • 文房具
  • インテリア
  • お土産

などを探せます。

ショップなので入場料は必要ありません。

Victoria Streetを歩くなら合わせて立ち寄りやすいスポットです。

住所:40 Victoria Street, Edinburgh EH1 2JW

6. Edinburgh City Chambers|J.K.ローリングの手形

画像:Robin Webster / Wikimedia Commons / CC BY-SA 2.0

「噂のモデル」ではなく、J.K.ローリング本人との関係がはっきりしているスポットがEdinburgh City Chambersです。

Royal Mile沿いにあるエディンバラ市庁舎で、入口側の中庭にはEdinburgh Award受賞者の手形が石畳に残されています。

J.K.ローリングは2008年のEdinburgh Award受賞者です。

そのため、現在もCity Chambersの中庭でローリングの手形を見ることができます。

見落としやすいので足元をチェック

Victoria StreetやGreyfriarsほど派手なスポットではありませんが、作者本人に直接関係する「本物の聖地」という意味ではかなりおすすめです。

Royal Mile観光の途中に立ち寄れるため、数分追加するだけで見られます。

住所:253 High Street, Edinburgh EH1 1YJ

7. The Balmoral|『死の秘宝』を書き終えたホテル

画像:KenB59240 / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

エディンバラ・ウェイバリー駅のすぐ横に建つ高級ホテルがThe Balmoralです。

J.K.ローリングはこのホテルのRoom 552で、シリーズ最終巻『Harry Potter and the Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の秘宝)』を書き終えたことで知られています。

Rocco Forte Hotels公式サイトでも、現在この部屋はJ.K. Rowling Suiteとして案内されています。

部屋には、

  • フクロウ型のドアノッカー
  • J.K.ローリングが使用したデスク
  • ローリング本人がサインを残したHermesの大理石像

などがあります。

この部屋は現在、ホテル公式サイトでもJ.K. Rowling Suiteとして案内されています。

宿泊しなくても外観は見られる

J.K. Rowling Suiteは実際に宿泊予約できますが、高級ホテルなので聖地巡りのためだけに泊まる必要はありません。

宿泊しない場合は、ウェイバリー駅・Princes Street周辺を歩く際に外観を見ておくだけでも十分です。

住所:1 Princes Street, Edinburgh EH2 2EQ

8|旧Nicolson’s Cafe跡地 | 初期執筆をおこなった聖地

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この記事を書いた人

都内在住の20代。学生時代からイギリスが好きで、高校時代に短期留学を経験し、その後も計4回渡英。ハリーポッター、プレミアリーグなど英国カルチャーも好き。実際に行って感じたことと、公式情報・最新情報を確認しながら、海外旅行初心者にもわかりやすい記事作りを心がけています。

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