ホリールード宮殿のチケット・予約・見どころガイド|料金・所要時間も解説

ホリールード宮殿(Palace of Holyroodhouse)は、エディンバラのRoyal Mile東端にある英国王のスコットランド公邸です。

この記事のポイント|チケット・見どころ
  • 2026年8月28日時点のStandard Admissionは事前購入で大人£22、当日購入で大人£26
  • 18〜24歳はYoung Person料金、5〜17歳は子ども料金、5歳未満は無料
  • 入場料には日本語対応のMultimedia Guide、Holyrood Abbey、Palace Gardensが含まれる
  • 2026年5月21日〜9月10日はQueen Elizabeth II Private Apartments Tourも特別公開
  • 通常期は木〜月曜日の開館、夏季は毎日開館など時期で開館日が変わる
  • 初めてなら所要時間は1.5〜2時間が目安。King’s Galleryも見るなら2.5〜3.5時間ほど見たい

現在も王室行事に使用される現役の宮殿でありながら、一般公開日にはState Apartments、Mary Queen of Scotsの居室、Great Gallery、Holyrood Abbeyの廃墟、Palace Gardensなどを見学できます。

エディンバラ城がスコットランド王家と軍事要塞の歴史を感じる場所なのに対し、ホリールード宮殿では王族が実際に暮らし、客人を迎えてきた宮殿らしい空間を楽しめるのが特徴です。

一方、現在も使われている王室施設のため、王室行事によって臨時休館することがあります。また、通常期は火・水曜日が休館ですが、夏は毎日開館するなど時期によって営業日も変わります。

この記事では、2026年のホリールード宮殿のチケット料金、予約方法、営業時間、見どころ、所要時間、エディンバラ中心部からの行き方まで、初めて訪れる人向けに解説します。

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目次

ホリールード宮殿とは?どんな場所?

英国王のスコットランド公邸

ホリールード宮殿は、英国君主がスコットランドを訪れる際の公式な居所です。

現在も国王がスコットランドで公務を行う際に使用されており、単なる歴史博物館ではありません。

Royal Mileの反対側にあるエディンバラ城と合わせて訪れると、

  • エディンバラ城:城塞・王権・軍事の歴史
  • ホリールード宮殿:王族の暮らし・宮廷の歴史

という違いを感じやすくなります。

始まりは12世紀のHolyrood Abbey

ホリールードの歴史は、1128年にDavid Iが創設したHolyrood Abbeyまでさかのぼります。

王たちは修道院に滞在するようになり、その後宮殿が発展しました。

現在の宮殿にはMary Queen of Scots、Bonnie Prince Charlieなど、スコットランド史を代表する人物の物語が残っています。

宮殿の見学チケットには、隣接するHolyrood Abbeyの遺跡も含まれています。

Royal Mileの東端にある

住所は以下です。

Palace of Holyroodhouse
Canongate, The Royal Mile, Edinburgh EH8 8DX

Royal Mileの西端にEdinburgh Castle、東端にPalace of Holyroodhouseがあります。

そのため、Royal Mile観光のスタートまたはゴールとして組み込みやすい場所です。

ホリールード宮殿のチケット料金

2026年8月28日時点のStandard Admission料金は以下です。

区分事前購入当日購入
大人£22£26
Young Person(18〜24歳)£14£17
子ども(5〜17歳)£11£13
Disabled Person£11£13
Access Companion無料無料
5歳未満無料無料

オンライン事前購入の方が安い

大人の場合、事前購入£22に対して当日購入£26なので、事前予約の方が£4安くなります。

18〜24歳にはYoung Person料金が設定されているため、対象年齢なら通常の大人料金よりかなり安く入場できます。

チケットを1-Year Passにできる

Royal Collection Trustから直接購入した対象チケットは、追加料金なしで1-Year Passへ変更できます。

初回訪問時、帰る前にチケットへ自分の名前と署名を記入して登録します。

登録後は、最初の訪問日から12か月間、通常公開日に無料で再入場できます。

再訪は事前予約がおすすめ

1-Year Passを持っていても、混雑時の入場が自動的に保証されるわけではありません。

Royal Collection Trustは再訪についても事前予約を強く推奨しています。

事前に再訪を予約する場合は£2のtransaction feeがかかります。

予約サイト経由は対象外

第三者の旅行会社・予約サイトで購入したチケットは、Royal Collection Trustの1-Year Passへ変更できません。

再訪予定がある方は公式サイトから直接購入しましょう。

日本語マルチメディアガイドは無料

ホリールード宮殿では、入場料に無料のMultimedia Guideが含まれています。

日本語にも対応しています。

Mary Queen of ScotsやBonnie Prince Charlie、各State Apartmentの歴史を聞きながら見学できるため、日本人旅行者にはかなり使いやすいです。

ホリールード宮殿は予約した方がいい?

基本的には事前予約がおすすめ

ホリールード宮殿は当日券も販売されていますが、旅行日と訪問時間が決まっているなら公式サイトから事前予約するのがおすすめです。

理由は主に以下です。

  • 事前購入の方が安い
  • 希望する入場時間を確保しやすい

特に7〜8月のエディンバラは観光客が非常に多く、Edinburgh Festival Fringeなどの時期は市内全体が混雑します。

確実に訪れたいなら早めに予約しておきましょう。

現役の王宮なので臨時休館に注意

ホリールード宮殿は現在も国王が使用する王宮です。

公式サイトでも、開館状況は短期間で変更される場合があると案内されています。

チケットを取る前だけでなく、訪問直前にもOpening Times・Closure Informationを確認しておくのがおすすめです。

2026年はエリザベス2世のPrivate Apartmentsも特別公開

2026年に訪れるなら注目したいのが、Queen Elizabeth II Private Apartments Tourです。

エリザベス2世の生誕100周年を記念し、これまで一般公開されていなかったPrivate Apartmentsが2026年限定で公開されています。

開催期間は2026年5月21日〜9月10日です。

料金

通常のPalace Standard AdmissionとPrivate Apartments Tourがセットになっています。

区分事前購入当日購入
大人£71£75
Young Person(18〜24歳)£63£66
子ども(5〜17歳)£60£62
Disabled Person£60£62
Access Companion無料無料

通常入場の大人£22と比べるとかなり高額です。

一般的なエディンバラ観光ならStandard Admissionで十分ですが、英国王室が好きな方や「2026年限定」の体験を重視する方には候補になります。

Private Apartments Tourは英語ガイド付きで約1時間、1回最大25名です。

ツアー終了後は通常のPalace of Holyroodhouseを自由見学できます。

ホリールード宮殿の見どころ

1. State Apartments|現在も王室行事に使われる部屋

ホリールード宮殿観光の中心になるのがState Apartmentsです。

歴代君主の好みを反映した豪華な部屋が続き、美しい漆喰装飾の天井やFrench・Flemish tapestriesなどを見ることができます。

奥へ進むほど部屋が豪華になり、最も格式が高い部屋のひとつがKing’s Bedchamberです。

歴史的な宮殿である一方、現在も公式行事で使われているため、「昔の王宮を保存した博物館」とは少し違います。

2. Mary Queen of Scots’ Chambers|宮殿で最も重要な見どころ

歴史好きなら外せないのがMary Queen of Scots’ Chambersです。

Mary Queen of Scotsは1561〜1567年にホリールード宮殿で暮らしました。

北西塔にある居室では、

  • Bedchamber
  • Supper Room
  • Outer Chamber
  • Oratory

などを見ることができます。

Supper Room|David Rizzio殺害事件の舞台

1566年3月9日、Mary Queen of ScotsがSupper Roomで食事をしていた際、私設秘書David Rizzioが部屋から引きずり出されて殺害されました。

事件にはMaryの夫Lord Darnleyとスコットランド貴族たちが関わっていました。

Rizzioは50回以上刺されたとされ、その遺体が置かれたOuter Chamberには「血痕」と伝えられる跡があります。

史実・伝説が交差する、ホリールード宮殿で最も印象に残りやすい場所です。

階段が急なので注意

Mary Queen of Scots’ Chambersへは、狭く急な螺旋階段を上ります。

歴史的構造のため、アクセシビリティには一部制限があります。

階段を利用できない場合でも、Multimedia Guideで映像や音声を確認できます。

3. Great Gallery|歴代スコットランド王の肖像画

Great Galleryはホリールード宮殿最大の部屋です。

壁には、実在・伝説上のスコットランド王を描いた肖像画が並びます。

公式サイトでは、95人の王と1人の女王が描かれていると紹介されています。

Macbeth、Robert the Bruce、Mary Queen of Scotsなど、スコットランド史で聞いたことのある人物も含まれています。

Bonnie Prince Charlieが1745年にEdinburghを占領した際には、このGreat Galleryを舞踏会などに利用しました。

4. Holyrood Abbey|宮殿の隣に残る修道院跡

画像:Daniel Kraft / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0

宮殿を見終えたあとに外へ出ると、Holyrood Abbeyの遺跡があります。

始まりは1128年、David Iによって創設された修道院です。

現在は屋根が失われ、石造りの壁やアーチだけが残っています。

崩れたゴシック建築と空が見える景観は、豪華なState Apartmentsとはまったく違う雰囲気です。

宮殿チケットに含まれているため、忘れずに見ておきましょう。

5. Palace Gardens|Arthur’s Seatを望む庭園

画像:Enric / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0

Holyrood Abbeyの先にはPalace Gardensが広がっています。

庭園は少なくとも1503年頃から王室に使用されてきました。

現在も王室行事に利用されます。

天気が良ければArthur’s SeatやHolyrood Parkの景色も楽しめるため、宮殿内部だけで帰らず庭園まで歩くのがおすすめです。

庭園を一周するルートは約15分が目安です。

The King’s Galleryも一緒に見る?

ホリールード宮殿の入口近くにはThe King’s Galleryがあります。

Royal Collectionの作品を使った企画展が開催される展示施設で、Palace Standard Admissionとは基本的に別チケットです。

2026年4月24日〜12月6日は「The Edwardians: Age of Elegance」が開催されています。

2026年はCombined Ticketもある

2026年6月17日〜12月6日は、Palace of HolyroodhouseとThe King’s GalleryのCombined Ticketも販売されています。

事前購入の大人料金は£29.70です。

Royal Collectionの展覧会にも興味があるならセット券を検討してもよいでしょう。

ホリールード宮殿の営業時間

2026年は時期によって開館日・営業時間が異なります。

期間開館日営業時間最終入場
1月1日〜3月30日木〜月9:30〜16:3015:15
4月2日〜5月11日木〜月9:30〜18:0016:30
5月21日〜9月14日毎日9:30〜18:0016:30
9月17日〜10月31日木〜月9:30〜18:0016:30
11月1日〜12月31日木〜月9:30〜16:3015:15

※2026年8月28日時点のRoyal Collection Trust公式情報を基にしています。

通常期は火・水曜日が休み

夏季を除くと、基本的に木曜日〜月曜日の週5日開館です。

火・水曜日にRoyal Mileを観光する場合、「ホリールード宮殿もそのまま入れる」と思わないように注意してください。

2026年の主な休館期間

公式情報では、2026年6月26日〜7月3日、12月25〜26日などが休館です。

王室行事によって追加変更される可能性があるため、訪問直前に最新情報を確認してください。

何時のチケットがおすすめ?

朝一番なら比較的ゆっくり見やすい

混雑を避けたいなら9:30〜10:00頃の早い時間がおすすめです。

State ApartmentsやMary Queen of Scots’ Chambersを比較的人が少ない状態で見やすくなります。

見学後、そのままRoyal Mileを西へ歩いてSt Giles’ Cathedral、Victoria Street、Edinburgh Castle方面へ進むルートも組みやすいです。

Edinburgh Castleから下って午後に訪れるのもおすすめ

Edinburgh Castle → Royal Mile → ホリールード宮殿

の順なら、Royal Mileは基本的に下り坂です。

歩きやすさを重視するならこの方向もおすすめです。

ただし冬は最終入場15:15と早いため、途中の観光に時間を使いすぎないようにしましょう。

ホリールード宮殿への行き方

Edinburgh Waverley駅からの行き方

最寄りの鉄道駅はEdinburgh Waverley Stationです。

Royal Collection Trust公式では、駅から宮殿まで徒歩約15分と案内されています。

駅からOld Town・Canongate方面へ向かい、Royal Mileを東へ歩きます。

バスで行く方法

公式サイトでは35番バスが宮殿周辺に停車すると案内されています。

Open-top sightseeing busも近くに停車します。

運行ルート・時刻は変更される可能性があるため、当日はLothian Busesの最新情報を確認してください。

トラムで行く場合

最寄りのトラム停留所はPicardy Placeです。

そこから徒歩約20分です。

車で行く場合

宮殿隣接のBroad Pavementに公共駐車場があります。

Accessible ParkingはHorse Wyndにあり、先着順です。

ただしエディンバラ旧市街は徒歩・公共交通の方が移動しやすいため、市内観光だけなら車を利用する必要性は高くありません。

エディンバラ城とホリールード宮殿、どちらを優先する?

時間がなくどちらか一つだけ選ぶなら、初めてのエディンバラでは一般的にエディンバラ城を優先して良いと思います。

一方、

  • Mary Queen of Scotsに興味がある
  • 王室の宮殿が好き
  • 豪華なState Apartmentsを見たい
  • Holyrood Abbeyの廃墟を見たい
  • エディンバラ城より静かな宮殿を歩きたい

という方にはホリールード宮殿がかなりおすすめです。

時間があれば両方訪れるのが一番です。

ホリールード宮殿観光の注意点

宮殿内部は写真撮影禁止

State Apartments内部では、写真・動画撮影は禁止されています。

スマートフォンやウェアラブル端末を使った撮影もできません。

一方、宮殿外観やPalace Gardensなど屋外エリアでは、個人利用目的の写真撮影ができます。

Royal Palaceなので急な閉館もある

観光地であると同時に現役の王宮です。

国王の公務・王室行事などによって、通常予定されていた公開日でも営業時間が変わる可能性があります。

特に夏は王室がスコットランドを訪れる時期と重なるため、必ず直前に確認してください。

Mary Queen of Scots’ Chambersは階段が急

北西塔へ続く階段は狭く急です。

宮殿全体は比較的アクセスしやすいですが、このエリアには制限があります。

Abbeyは砂利・Gardensも屋外

Holyrood Abbeyの床は砂利になっています。

Palace Gardensも屋外なので、雨の日は歩きにくくなる場合があります。

防水性のある歩きやすい靴がおすすめです。

最終入場ぎりぎりは避ける

夏は最終入場16:30、冬は15:15です。

Mary Queen of Scots’ ChambersやAbbey、Gardensまでゆっくり見るなら、最終入場の1.5〜2時間以上前には入るのがおすすめです。

カフェ・ショップもある

宮殿入口側のMews CourtyardにはCafé at the Palaceがあります。

季節の料理や軽食、ケーキなどを楽しめます。

またPalace ShopではRoyal Collectionをモチーフにした商品などを購入できます。

よくある質問

ホリールード宮殿のチケットはいくらですか?

2026年8月28日時点では、事前購入で大人£22、18〜24歳£14、5〜17歳£11です。
当日購入は大人£26なので、オンライン予約の方が安くなります。

チケットは予約した方がいいですか?

旅行日が決まっているなら事前予約がおすすめです。
事前購入の方が安く、希望時間も確保しやすくなります。

日本語の音声ガイドはありますか?

あります。
無料のMultimedia Guideに日本語が含まれており、入場料金内で利用できます。

何時間必要ですか?

主要な宮殿内部だけなら約1〜1.5時間です。
Holyrood AbbeyとPalace Gardensまで見るなら、1.5〜2時間程度がおすすめです。

Mary Queen of Scotsの部屋は見られますか?

見られます。
Bedchamber、Supper Room、Outer Chamberなどが公開されています。
Supper Roomは1566年にDavid Rizzio殺害事件が起きた場所として有名です。

Holyrood Abbeyは別料金ですか?

別料金ではありません。
Standard AdmissionにHolyrood AbbeyとPalace Gardensも含まれています。

宮殿内で写真を撮れますか?

State Apartments内部の写真・動画撮影は禁止です。
屋外では個人利用目的の撮影が可能です。

エディンバラ城から歩けますか?

歩けます。
Royal Mileを端から端まで歩く形で、エディンバラ城からホリールード宮殿方向は基本的に下り坂です。

Waverley駅からどれくらいですか?

徒歩約15分です。

1-Year Passにできますか?

Royal Collection Trustから直接購入した対象チケットは、初回訪問時に署名して1-Year Passへ変更できます。
12か月間、通常公開日に無料で再入場できます。
第三者の予約サイトで購入したチケットは対象外です。

火曜日・水曜日も開いていますか?

夏季は毎日開館します。
それ以外の多くの時期は木〜月曜日の開館で、火・水曜日は休館です。

The King’s Galleryも同じチケットで入れますか?

通常のStandard Admissionには含まれません。
The King’s Galleryは別チケットですが、時期によってPalaceとのCombined Ticketが販売されます。

まとめ

ホリールード宮殿は、Mary Queen of Scotsから現代の英国王室まで、約900年にわたるスコットランド王家の歴史を感じられるエディンバラの代表的な宮殿です。

Royal Mileの東端にあり、エディンバラ城と同じ日に観光することもできます。

特にMary Queen of Scots’ Chambers、State Apartments、Great Gallery、Holyrood Abbeyは外せません。

※記事内の情報は2026年8月28日時点で確認した内容です。料金、営業時間、公開エリア、王室行事による休館などは変更される可能性があります。訪問前に必ずRoyal Collection Trust公式サイトをご確認ください。

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この記事を書いた人

都内在住の20代。学生時代からイギリスが好きで、高校時代に短期留学を経験し、その後も計4回渡英。ハリーポッター、プレミアリーグなど英国カルチャーも好き。実際に行って感じたことと、公式情報・最新情報を確認しながら、海外旅行初心者にもわかりやすい記事作りを心がけています。

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