ロンドン旅行で「せっかくだからパブに入ってみたいけど、どこに入ればいいのかわからない」と感じたことはありませんか。パブはロンドンの街に無数にあり、しかもそれぞれに雰囲気やクセがあります。
この記事では、観光の途中に無理なく立ち寄れて、ロンドンらしさをしっかり味わえる王道の歴史パブを5軒厳選して紹介します。
初めてのパブには、観光の途中で入りやすい“王道の歴史あるパブ”がおすすめ
ロンドン初心者がパブ選びで迷ったら、王道の観光エリアにある歴史あるパブを1軒だけ押さえるのがベストです。
ロンドンのパブは「夜にわざわざ飲みに行く場所」というより、観光の流れで1軒立ち寄ると一番満足しやすいタイプのスポットです。昼間に少し休憩したり、観光の合間に街の雰囲気を味わったりするのにちょうど良く、構えすぎずに楽しめます。
この記事で紹介するのは、「通好みのクセの強い名店」ではなく、立地・入りやすさ・ロンドンらしさの3つのバランスが取れた初心者向けの5軒です。
迷ったらこの2軒から選べばOK
どれにしようか迷ったら、まずはこの2つを入口にするとスムーズです。
- 初めての1軒目として無難に楽しみたいなら → The Old Bank of England 豪華な内装で“ロンドンの歴史パブらしさ”がわかりやすく、初心者が満足しやすい王道中の王道。
- 写真映えや見た目のインパクトで選ぶなら → The Churchill Arms 花で覆われた外観が唯一無二で、お酒が苦手でも観光スポットとして成立する。
エリア別にざっくり分けるとこう
観光エリアに合わせて立ち寄りやすいパブを選ぶのがおすすめ。
- Fleet Street観光と相性がいい:The Old Bank of England
- Covent Garden観光と相性がいい:The Lamb and Flag
- Borough Marketと一緒に楽しみやすい:The George
- Kensington観光の途中で寄りやすい:The Churchill Arms
- South Kensingtonの博物館帰りに使いやすい:The Zetland Arms
パブを選ぶときのポイント
5軒を紹介する前に、初心者が失敗しないパブ選びの基準を整理しておきます。
観光の途中で無理なく立ち寄れること
まず一番大切なのは、王道観光スポットの近くにあることです。わざわざ地下鉄を乗り継いで遠くのパブまで行くと、それだけで疲れてしまいます。
建物や雰囲気に“ロンドンらしさ”があること
パブは飲み物を楽しむだけの場所ではなく、空間そのものを味わう場所でもあります。特にロンドンには、数百年前の建物をそのまま使っている歴史パブがたくさんあります。
せっかく初めて入るなら、歴史を感じやすい建物の店を選んだ方が、観光としての満足度も高くなります。
初めてでも入りやすいこと
地元の常連さんばかりが集う店だと、初めての観光客には少しハードルが高く感じられます。最初の1軒は、観光客の出入りが自然にあって、ひとりでも入りやすい雰囲気の店を選ぶのが無難です。
ここから紹介する5軒は、どれもこの条件を満たしています。
The Old Bank of England|豪華な内装がわかりやすく、初めてでも印象に残りやすい
使い方の目安:雰囲気重視+軽食可(ランチ休憩にも◎)
Fleet Streetにある「The Old Bank of England」は、その名の通り旧銀行の建物をそのまま使ったパブです。天井が高く、シャンデリアが吊り下がり、壁には重厚な装飾が施されていて、一発で印象に残る空間になっています。
Fleet Streetはかつて新聞社が立ち並んだエリアで、今でも重厚な街並みが残っています。その散策の途中にこのパブが組み込めるので、街並みとパブの雰囲気をセットで楽しめるのが大きな魅力です。
初心者でも入りやすい理由
- 観光客の利用が多く、ひとりでも浮きにくい
- 天井が高く店内が広いため、混雑時でも圧迫感が少ない
- パイなどの軽食メニューがあり、昼の早めの時間なら席も取りやすい
こんな人に向いている
- ロンドンらしい豪華で重厚な空間を見てみたい人
- パブに詳しくなくても、雰囲気で楽しみたい人
- Fleet Street周辺の観光と一緒に回りたい人
- 住所
-
194 Fleet St, London EC4A 2LT イギリス
- 営業時間
-
月〜水:11:00〜22:30, 木〜土:11:00〜23:00, 日:11:00〜21:00
- アクセス
-
- テンプル駅 (Temple) (District/Circle lines): 徒歩約5分
- セント・ポール駅 (St. Paul’s) (Central line): 徒歩約10分
- ホルボーン駅 (Holborn) (Central/Piccadilly lines): 徒歩10分弱
- 予約
The Lamb and Flag|Covent Garden観光の途中で入りやすい定番
使い方の目安:一杯休憩向き(食事よりも雰囲気を味わう店)
Covent Gardenのすぐ近くにある「The Lamb and Flag」は、このエリアでも最古クラスと言われる老舗タバーンです。細い路地にひっそり佇む雰囲気のある外観と、木の温もりを感じる店内が特徴で、いかにも「昔ながらのロンドンのパブ」という空気を味わえます。
Covent Gardenはロンドン観光の中心的なエリアのひとつで、劇場、ショッピング、マーケットが揃っています。この店はそのど真ん中にあるので、観光の合間に自然に立ち寄れる動線が最大の強みです。
初心者でも入りやすい理由
- Covent Garden観光の人の流れの中にあり、観光客も常に出入りしている
- 小さな店だが、昼〜夕方早めなら比較的空いていて入りやすい
- 路地裏にあるが道順はシンプルで、迷いにくい
こんな人に向いている
- Covent Garden周辺を歩く予定がある人
- 劇場街やショッピングの途中で少し休憩したい人
- 王道観光地のど真ん中でロンドンらしいパブ体験をしたい人
- 住所
-
33 Rose Street, Covent Garden, London WC2E 9EB イギリス
- 営業時間
-
月〜土:11:00〜23:00, 日:12:00〜22:30
- アクセス
-
- コヴェント・ガーデン駅 (Covent Garden) (Piccadilly line): 徒歩約3分
- レスター・スクエア駅 (Leicester Square) (Northern/Piccadilly lines): 徒歩約5分
- チャリング・クロス駅 (Charing Cross) (Bakerloo/Northern lines・National Rail): 徒歩約10分
- 予約
The George|Borough Marketと一緒に楽しみたい王道パブ
使い方の目安:食とセット向き(マーケットの食べ歩きとの組み合わせが◎)
Borough Marketのすぐ近くにある「The George」は、ロンドンに現存する数少ない“ギャラリー付きコーチングイン”の面影を残す歴史あるパブです。木造の回廊が印象的で、中庭に面したテラス席も雰囲気たっぷりです。
Borough Marketはロンドン有数のフードマーケットで、食べ歩きだけでも十分楽しめる場所です。マーケットで気になるものをつまんだあとに、このパブで少し座って休憩するという流れが自然に作れます。
初心者でも入りやすい理由
- 観光客が多いエリアで、ひとりでも浮かない雰囲気
- 中庭のテラス席があるため、店内が混んでいても座れることが多い
- マーケットからの人流があり、ランチタイム以外は回転が良い
こんな人に向いている
- Borough Marketに行く予定がある人
- 食べ歩きのあとに少し座って休みたい人
- 歴史ある建物の雰囲気も味わいたい人
- 住所
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75-77 Borough High Street, Southwark, London SE1 1NH イギリス
- 営業時間
-
月〜水:11:00〜23:00, 木〜土:11:00〜24:00, 日:11:00〜23:00
- アクセス
-
- ロンドン・ブリッジ駅 (London Bridge) (Northern/Jubilee lines・National Rail): 徒歩約5分
- ボロ駅 (Borough) (Northern line): 徒歩約8分
- Borough Marketから徒歩約3分
- 予約
-
https://www.greeneking.co.uk/pubs/greater-london/george-southwark
The Churchill Arms|外観のインパクトで覚えやすい、写真映えする王道パブ
使い方の目安:外観観賞+雰囲気重視(店内での食事も可)
Kensingtonエリアにある「The Churchill Arms」は、建物の外観が花で覆い尽くされていることで有名な、ロンドンでも屈指の写真映えするパブです。季節の花とクリスマスの装飾で年中華やかで、SNSでもよく見かける存在になっています。
Kensington周辺は落ち着いた街並みが魅力の観光エリアで、Kensington Gardensやハイストリート散策と組み合わせやすい立地です。パブの中に入らなくても、外観を見に行くだけで楽しいというのがこの店の特別なところで、お酒が苦手でも観光スポットとして成立します。
初心者でも入りやすい理由
- 外観を見るだけでも目的が達成できるので、店内に入らない選択肢もアリ
- 写真を撮っている観光客が常にいるため、「行きづらさ」を感じにくい
- 昼の早い時間なら店内も比較的落ち着いていて入りやすい
こんな人に向いている
- 写真映えするロンドンらしい場所が好きな人
- Kensington周辺を歩く予定がある人
- お酒よりも雰囲気や見た目を重視したい人
- 住所
-
119 Kensington Church Street, London W8 7LN イギリス
- 営業時間
-
月〜土:11:00〜23:00, 日:12:00〜22:30
- アクセス
-
- ノッティング・ヒル・ゲート駅 (Notting Hill Gate) (Central/Circle/District lines): 徒歩約5分
- ハイ・ストリート・ケンジントン駅 (High Street Kensington) (Circle/District lines): 徒歩約12分
- Kensington Gardensから徒歩約10分
- 予約
The Zetland Arms|South Kensingtonの落ち着いた街で、“住人気分”のパブ体験ができる
使い方の目安:博物館帰りの休憩+軽食可
South Kensingtonにある「The Zetland Arms」の魅力は、華やかな観光地パブとは一味違う、“ロンドンの落ち着いた住宅街のパブ”という体験ができる点です。V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)やNatural History Museumから徒歩圏内にありながら、派手さはなく、地元の人と観光客がほどよく混ざる空気感があります。
South Kensington自体が上品で静かなエリアなので、「観光地の喧騒から少し離れて、ロンドンの日常的なパブの雰囲気を味わえる」のがこの店ならではの価値です。他の4軒が“見せ場のある王道”だとすれば、こちらは“街に溶け込んだ王道”。観光でひと息つきたいタイミングにぴったりです。
初心者でも入りやすい理由
- 派手さはないが、落ち着いた上品なエリアなので一人でも浮かない
- 博物館帰りの観光客の利用も多く、自然に入れる
- 軽食メニューがあり、博物館で疲れたあとの休憩利用に向いている
こんな人に向いている
- 博物館観光のあとに少し休憩したい人
- 観光地らしさよりも、ロンドンの日常的な雰囲気を味わいたい人
- 無理なく王道パブ体験をしたい人
- 住所
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2 Bute Street, Kensington, London SW7 3EX イギリス
- 営業時間
-
月〜木:11:00〜23:00, 金・土:9:00〜24:00, 日:9:00〜23:00
- アクセス
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- サウス・ケンジントン駅 (South Kensington) (Circle/District/Piccadilly lines): 徒歩約3分
- ヴィクトリア&アルバート博物館から徒歩約5分
- Natural History Museumから徒歩約7分
- 予約
-
https://www.greeneking.co.uk/pubs/greater-london/zetland-arms
5軒を比較表でまとめると
| パブ名 | エリア | 使い方の目安 | 雰囲気 | こんな人向き |
|---|---|---|---|---|
| The Old Bank of England | Fleet Street | 雰囲気重視+軽食可 | 豪華・重厚 | 王道の1軒目が欲しい人 |
| The Lamb and Flag | Covent Garden | 一杯休憩向き | 老舗・木の温もり | 観光ど真ん中で楽しみたい人 |
| The George | Borough Market | 食とセット向き | 歴史的・中庭が素敵 | 食と歴史を両方楽しみたい人 |
| The Churchill Arms | Kensington | 外観観賞+雰囲気重視 | 花で覆われた外観 | 写真映え重視の人 |
| The Zetland Arms | South Kensington | 博物館帰りの休憩+軽食可 | 住宅街の落ち着いた王道 | 日常的な雰囲気を味わいたい人 |
初めて行く人向けの注意点
パブに入り慣れていないと、少し不安に感じる部分もあるかもしれません。先に知っておくと安心なポイントをまとめておきます。
混む時間帯は少し入りづらく感じることもある
金曜の夕方以降や週末は、仕事帰りのロンドンっ子で店内がかなり混み合います。初めてなら、昼〜夕方早めの時間帯の方が席も取りやすく、落ち着いて雰囲気を楽しめます。観光のついでに寄るなら、ランチ後〜15時頃が狙い目です。
もし「夜の賑わいも体験してみたい」なら、夜に行きたいロンドン観光の記事で夜の過ごし方を整理しているので、そちらもどうぞ。
“食事の名店”というより“雰囲気を楽しむ場所”の店もある
パブは、料理のクオリティよりも空間や建物そのものを味わう場所という側面があります。「料理だけを目的にする」と少し期待とズレることもあるので、雰囲気込みで楽しむつもりで入るのがおすすめです。
まずは1軒だけ入ってみるくらいで十分
無理に「パブ巡り」にしなくても大丈夫です。観光の合間に1軒だけ入ってみるくらいでも、十分にロンドンらしさを味わえます。初心者はハードルを上げすぎないのが楽しむコツです。
まとめ|ロンドンの王道パブは、観光の途中に1軒入るだけでもかなり楽しい
ロンドンのパブは、「立地・入りやすさ・ロンドンらしさ」の3つで選べば大きく外しません。今回紹介したThe Old Bank of England、The Lamb and Flag、The George、The Churchill Arms、The Zetland Armsは、どれも初心者の観光ルートに自然に組み込めて、ロンドンらしさをしっかり味わえる王道の5軒です。
「夜にわざわざ飲みに行く場所」と構えすぎず、観光の合間にふらっと1軒立ち寄るくらいがちょうど良い楽しみ方です。それだけでも旅行の思い出として十分に残りますし、ロンドンという街の魅力がぐっと近く感じられるはずです。
ロンドン旅行では、ぜひ今回紹介した中から1軒、観光ルートに組み込んでみてください。

