ロンドン旅行を計画しているけれど、「結局いつ行けばいいの?」と迷っていませんか。
春・夏・秋・冬、それぞれに魅力があるロンドンですが、せっかく行くのであれば「観光を思いっきり楽しめる時期」を選びたいですよね。この記事では、過去4回のロンドンを訪れた体験をもとに、時期ごとの特徴と選び方を整理してお伝えします。
ロンドン旅行のベストシーズンは、観光重視なら6月〜8月
ロンドン旅行のベストシーズンは、何を重視するかによって変わります。
ただし、定番観光をしっかり楽しみたいなら、6月〜8月が特におすすめです。
観光のしやすさ重視なら6月〜8月
ロンドン観光をしやすい時期としてまず候補にしたいのは、6月〜8月です。
この時期のロンドンは日がとても長く、朝から夜まで明るい時間をたっぷり使えます。特に、「大英博物館も行きたい」「タワーブリッジも見たい」「コベントガーデンやソーホーも歩きたい」といったように、行きたい場所が多い人には大きなメリットです。
また、ロンドンは地下鉄やバスで移動しながらも、最終的にはかなり歩く街です。駅から観光スポットまで歩いたり、テムズ川沿いを散策したり、街並みを見ながら次のエリアへ移動したりする場面が多くなります。
夜景やライトアップ重視なら秋〜冬も候補
夜景やライトアップを重視するなら、6月〜8月が必ずしもベストとは限りません。
夏のロンドンは日没がかなり遅く、21時ごろでもまだ空が明るいことがあります。そのため、ロンドンアイやタワーブリッジ、テムズ川沿いの夜景を楽しみたいと思っても、予定していた時間にはまだ「夜景らしい暗さ」になっていないことがあります。
夜のロンドンらしい雰囲気を楽しみたい人や、ライトアップされた街並みを写真に撮りたい人は、日が短くなる秋〜冬の方が計画しやすいでしょう。
費用を抑えたいなら1月〜3月も選択肢
旅費を抑えたい場合は、1月〜3月頃も候補になります。
ロンドンはホテル代が高くなりやすい都市なので、航空券や宿泊費を少しでも抑えたい人にとって、冬〜早春の時期は検討する価値があります。
ただし、この時期は寒さがあり、日照時間も短くなります。夏のように朝から夜まで街歩きを楽しむというよりは、大英博物館、ナショナル・ギャラリー、ミュージカル、カフェなど、室内で楽しめる予定を多めに入れると満足度が下がりにくいと思います。
ロンドン旅行の時期を選ぶときは、、どんな過ごし方をしたいかまで合わせて考えるのがおすすめです。
| 重視したいこと | おすすめの時期 | ロンドン旅行での考え方 |
|---|---|---|
| 定番観光をたくさん回りたい・テムズ川沿いや公園を散策したい | 6月〜8月 | 日が長く、街歩きや観光スポット巡りがしやすい |
| 夜景・ライトアップを楽しみたい | 10月〜2月頃 | 日没が早く、夜のロンドンを予定に入れやすい |
| 旅費を抑えたい | 1月〜3月頃 | 航空券やホテル代を抑えやすい一方、寒さと日照時間には注意 |
| クリスマスの雰囲気を楽しみたい | 11月〜12月 | イルミネーションや冬らしい街並みを楽しめる |
実際に6月〜8月のロンドンを歩いて感じたメリット
ここからは、実際に6月〜8月のロンドンを歩いて感じたことをもとに、観光しやすい理由を紹介します。
21時ごろまで明るく、観光時間を長く使える
夏のロンドンは日がとても長く、6月〜7月ごろは21時を過ぎてもまだ空が明るいです。
日本の夏も日が長いですが、ロンドンはさらに緯度が高いため、体感としてはかなり違います。初めて夏のロンドンを訪れたときは、想像以上に夜まで明るくて驚きました。
この日照時間の長さは、観光では大きなメリットになります。
たとえば、午前中に大英博物館やナショナル・ギャラリーを見て、午後にバッキンガム宮殿やウェストミンスター周辺を歩き、夕方以降にコベントガーデンやソーホーへ移動するといった過ごし方もできます。
暗くなる時間が遅いぶん、「もう夕方だから急がないと」と焦りにくく、1日の中で複数のエリアを回りやすいのは夏のロンドンならではの魅力だと思います。
日本の夏ほど蒸し暑くなく歩きやすい
夏のロンドンは、日本の夏のような蒸し暑さが少なく、比較的カラッとした気候の日が多い印象です。
日差しが強い日はありますが、日陰に入ると涼しく感じたり、夕方以降は少し肌寒く感じたりすることもあります。
外を歩くこと自体が気持ちいい気候で、街並みを見ながら次のエリアへ移動する時間も楽しみやすいです。
ただし、朝晩は涼しくなることもあるので、夏でも薄手の羽織りものはあると安心です。特に、夜まで出歩く日や、風が強い日、冷房の効いた屋内施設に入る日は、軽く羽織れるものがあると過ごしやすくなります。
公園・マーケット・テムズ川沿いの散策がしやすい
6月〜8月のロンドンで特に良いと感じたのは、屋外のスポットを楽しみやすいことです。
ロンドンには、ハイドパークやリージェンツパーク、セント・ジェームズ・パークのような大きな公園があります。天気が良い日に公園を歩いたり、ベンチで少し休憩したりするだけでも、充実した時間を過ごせます。
また、コベントガーデンやカムデンマーケット、テムズ川沿いのように、歩きながら雰囲気を楽しむ場所も相性が良いです。快適な気候の中で外を歩けるので、買い物や食べ歩き、写真を撮りながらの散策もしやすくなります。

夏のロンドン旅行で注意したいこと
夏のロンドンは観光しやすいおすすめのシーズンですが、気をつけてほしいポイントもあります。
歩けるぶん体力を使いすぎやすい
夏のロンドンは日が長いぶん、つい予定を詰め込みすぎてしまいやすいです。
朝から博物館を見て、午後に街歩きをし、夜までマーケットや繁華街を歩くような日が続くと、思った以上に体力を使います。明るい時間が長いと「まだもう一か所行けそう」と感じやすいですが、無理をすると旅の後半で疲れが出てしまうこともあります。
夏のロンドンでは、予定を詰め込みすぎず、公園やテムズ川沿いで少し座る時間を作るのがおすすめです。ロンドンでは景色を眺めながらベンチで休憩したりするだけでも、街の雰囲気を楽しめる良い時間があります。
日が長いメリットを活かしつつ、無理なく楽しめるスケジュールにすると、ロンドン旅行全体の満足度も上がりやすいと思います。
6月〜7月は21時を過ぎても明るいことがある
夏のロンドンは21時ごろまで空が明るいことがあります。「夜景を見たい」「タワーブリッジのライトアップを写真に収めたい」という目的で夕方に移動を始めても、思ったより空が明るく、「夜景らしい雰囲気」にならないことがあります。
例えば、夜景スポットとして人気のロンドンアイは、暖かい時期は概ね20:30頃までの営業が基本です。ロンドンの日没は営業終了時間よりも遅くなる場合があり、「ロンドンアイに乗ったけど、まだ明るくて夜景にならなかった」というすれ違いが起こりえます。また、夜のバスツアーなども、時間によってはまだ暗くなりきっていないということが起こりえます。
夜景を楽しむアクティビティに参加したい場合は、事前に日没時刻を確認しておくことが重要です。夏至に近い6月下旬は、日没が特に遅くなるため注意が必要です。
冬のロンドン旅行はどう?夏との違い
夏に比べると、日照時間や街歩きのしやすさはかなり違う
私自身、2月にロンドンを訪れたことがありますが、かなり寒さがきつかった記憶があります。気温が低いだけでなく、曇りがちで日が差さない日が多く、1日を通して体が冷える感覚がありました。日照時間も夏に比べると大幅に短く、夕方になると急に暗くなります。
夏と同じ感覚で「歩きながら観光しよう」と思うと、寒さと日照時間の短さで思ったより動けないことがあります。1日に回れるスポット数も、夏に比べると体感でかなり変わりました。
美術館・博物館中心の旅行には向いている
ロンドンには、大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート・モダン、ヴィクトリア&アルバート博物館など、屋内で長時間楽しめるスポットが多くあります。
そのため、外を歩き回る時間を短めにして、美術館や博物館を中心に予定を組めば、冬でも満足度の高い旅行にしやすいです。
また、ミュージカルやアフタヌーンティー、パブ、カフェなども、寒い時期と相性が良い過ごし方です。
朝からずっと外を歩くよりも、午前中に博物館、午後にカフェや買い物、夜にミュージカルといった形にすると、寒さの負担を減らしながらロンドンを楽しめます。
2月に行く場合は、厚手のコート、マフラー、手袋などの防寒対策はしっかりしておくのがおすすめです。
特に、屋外で写真を撮ったり、駅からスポットまで歩いたりする時間が意外とあるので、「短時間なら大丈夫」と思わず、寒さに備えておくと安心です。
人混みを避けたい人や冬の雰囲気を楽しみたい人にはあり
2月のロンドンは、夏に比べると観光客が少なく、街全体も少し落ち着いた雰囲気があります。人気スポットでも、夏ほどの混雑を感じにくい場面があり、人混みが苦手な人には過ごしやすいという一面もあります。
もちろん、観光のしやすさだけで比べると、2月よりも夏の方が動きやすいです。
ただ、混雑を避けたい人、旅費を抑えたい人、美術館やミュージカルを中心に楽しみたい人にとっては、2月のロンドンも十分選択肢になります。
冬のロンドンを楽しむなら、夏のように予定を詰め込むよりも、屋内観光を多めに入れながら、ゆったり過ごすイメージで計画すると良いと思います。

春・秋のロンドン旅行も魅力あり|公園散策や落ち着いた街歩きにおすすめ
春・秋のロンドンは、夏ほど定番観光をたくさん回りやすい時期とは言えないものの、旅の目的によっては十分選びやすい季節です。春は公園や花、秋は落ち着いた街歩きや夜景と相性が良く、夏とは違ったロンドンの魅力を感じられます。
春は公園や花を楽しみたい人に向いている
春のロンドンは、街歩きと公園散策を楽しみたい人に向いている時期です。
ロンドンには、ハイドパークやリージェンツパーク、セント・ジェームズ・パークなど、中心部から行きやすい大きな公園が多くあります。春は花や緑が増えてくる季節なので、観光スポットを回る合間に公園を歩いたり、ベンチで休憩したりする時間も楽しみやすくなります。
特に春らしい景色を楽しむなら、リージェンツパークのCherry Walkや、セント・ジェームズ・パーク、グリニッジパーク、ケンジントン・ガーデンズなどが候補になります。水仙やチューリップ、桜など、時期によって見られる花は変わりますが、ロンドン中心部でも季節感のある景色を楽しみやすいのは春の魅力です。
たとえば、バッキンガム宮殿周辺を観光したあとにセント・ジェームズ・パークを歩いたり、リージェンツパークとベーカーストリート周辺を組み合わせたりすると、ロンドンらしい街歩きができます。
夏ほど日が長いわけではありませんが、真冬に比べると外を歩きやすく、屋外観光を予定に入れやすいのも春の良さです。「定番観光を詰め込む」というよりも、公園や街並みを楽しみながら、少し余裕のある旅にしたい人に向いていると思います。

秋は夜景・紅葉・落ち着いた街歩きと相性がいい
秋のロンドンは、夏よりも日が短くなるぶん、夜景やライトアップを予定に入れやすい時期です。
先ほどの紹介したように、夏のロンドンは21時ごろまで明るいこともあり、夜景を見ようとしても思ったより暗くならないことがあります。
秋は日没が少しずつ早くなるため、タワーブリッジやロンドンアイ、テムズ川沿いの夜景を楽しみたい人には計画を立てやすくなります。一方で、真冬ほど寒さが厳しいわけではないので、夕方以降の街歩きもしやすい時期です。
紅葉や季節感を楽しみたい人にも、秋のロンドンは魅力があります。
ハイドパーク、リージェンツパーク、セント・ジェームズ・パーク、グリニッジパークなどでは、木々が色づく季節ならではの景色を楽しめます。観光の合間に公園を歩いたり、ベンチで休憩したりするだけでも、夏とは違った落ち着いたロンドンの雰囲気を感じやすいでしょう。

季節ごとのロンドン比較表
| 項目 | 春(3月〜5月) | 夏(6月〜8月) | 秋(9月〜11月) | 冬・2月 |
|---|---|---|---|---|
| 日照時間 | 長くなってくる | 非常に長い(〜21時頃まで) | 夏より短くなる | 短い(夕方に暗くなる) |
| 気候 | 穏やかめ | 比較的過ごしやすい | 比較的穏やか | 寒さがきつい |
| 街歩きのしやすさ | ○ | ◎ | ○ | △ |
| 夜景との相性 | ○ | △(明るすぎる) | ○〜◎ | ◎ |
| 混雑度 | 夏よりは落ち着きやすい | 多い | 夏後は落ち着きやすい | 少なめ |
| 旅費の目安 | 普通 | 高め | 普通 | 安めになりやすい |
| 向いている人 | 花・公園を楽しみたい人 | 王道観光をたくさん回りたい人 | 夜景・落ち着いた観光をしたい人 | 旅費重視・冬の雰囲気を楽しみたい人 |
まとめ|ロンドン旅行のベストシーズンは、観光重視なら6月〜8月
ロンドン旅行のベストシーズンは、何を重視するかによって変わります。
定番観光をしっかり楽しみたい人や、限られた日数で多くのスポットを回りたい人には、6月〜8月が特におすすめです。
一方で、夏がすべての人にとってベストというわけではありません。
夜景やライトアップを楽しみたいなら、日没が早くなる秋〜冬の方が計画しやすいです。春は公園や花を楽しみやすく、秋は紅葉や落ち着いた街歩きなど、夏とは違ったロンドンの魅力を感じられます。ロンドン旅行の時期を選ぶときは、単に「何月が一番いいか」だけでなく、現地でどんな過ごし方をしたいかまで考えるのがおすすめです。
- 定番観光をたくさん回りたいなら、6月〜8月
- 夜景やライトアップを楽しみたいなら、秋〜冬
- 公園や花を楽しみたいなら、春
- 旅費を抑えたいなら、1月〜3月
- 落ち着いた街歩きや紅葉を楽しみたいなら、秋
自分の旅行スタイルに合う時期を選べば、ロンドン旅行の満足度も上がりやすくなります。

