レドンホール・マーケット(Leadenhall Market)は、ロンドンの金融街シティ・オブ・ロンドンにある歴史ある屋内マーケットです。
赤やクリーム色を基調としたアーケード、ガラス屋根、石畳の通路が美しく、現在はショップやレストラン、パブなどが並ぶ観光スポットとして親しまれています。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の撮影にも使われており、ハリーポッターファンがロンドンで立ち寄りやすいロケ地のひとつです。
この記事では、レドンホール・マーケットの見どころ、ハリーポッターのロケ地、日曜日の注意点、所要時間、行き方、周辺観光との組み合わせ方を紹介します。
- 建物や通路を見るだけなら予約・チケットなしで立ち寄れる
- 公共エリアは毎日アクセスできるが、店舗の営業時間は店ごとに異なる
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』でダイアゴン横丁へ向かう場面に使われた
- 「漏れ鍋」の入口として撮影された場所はBull’s Head Passage周辺
- 建築とロケ地を見るだけなら所要時間は30分前後が目安
- 食事や買い物も楽しむなら1〜2時間ほど見ておくとゆっくりできる
- Monument駅・Bank駅から歩きやすく、スカイ・ガーデンやロンドン塔周辺観光と組み合わせやすい
※店舗の営業時間や入居店舗は変わることがあります。食事や買い物を目的に行く場合は、訪問前に公式サイトや各店舗の最新情報を確認してください。
レドンホール・マーケットとは
レドンホール・マーケットは、ロンドン中心部の「シティ」と呼ばれる金融街にある歴史的なマーケットです。
市場としての歴史は中世までさかのぼり、現在見られる華やかなヴィクトリア様式の建物は、建築家ホレス・ジョーンズの設計によって1881年に完成しました。
鉄とガラスを使った装飾的な屋根、赤やクリーム色の柱、石畳の通路が特徴で、近代的な高層ビルが並ぶ周辺エリアとはかなり違った雰囲気を味わえます。
現在は昔ながらの市場というより、ショップ、カフェ、レストラン、パブが集まるショッピング・飲食エリアとして利用されています。
ロンドン観光で「短時間でも雰囲気のある場所に寄りたい」「雨の日でも歩きやすいスポットを入れたい」という方にも使いやすい場所です。

ハリーポッターのロケ地としてのレドンホール・マーケット
レドンホール・マーケットは、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』のロケ地として知られています。
映画では、ハリーとハグリッドが魔法界へ向かう場面で登場し、ダイアゴン横丁へ向かうエリアとして撮影に使われました。
華やかなアーケードや細い通路、石畳の雰囲気は、ハリーポッターの世界観とも相性がよく、映画を見たことがある方なら歩くだけでも楽しめます。
キングス・クロス駅の9と3/4番線のような大きな専用フォトスポットではありませんが、実際に映画に登場した街並みをそのまま歩けるのが魅力です。
ロンドン市内のハリーポッター関連スポットをまとめて巡りたい方は、こちらの記事も参考になります。
「漏れ鍋」の入口はどこ?
ハリーポッターファンなら特に見ておきたいのが、映画で「漏れ鍋(The Leaky Cauldron)」の入口として使われた場所です。
撮影に使われた入口は、レドンホール・マーケット内のBull’s Head Passage周辺にあります。映画では暗い色の入口として登場しますが、現在の外観は映画そのままではありません。
そのため、映画と同じ黒っぽい入口を探していると見落としやすいです。現地ではBull’s Head Passageを目印に進み、店舗の入れ替わりや外観変更がある前提で探すとよいでしょう。
人通りのある通路なので、写真を撮る場合は通行の邪魔にならないよう短時間で済ませるのがおすすめです。
レドンホール・マーケットの見どころ
ヴィクトリア様式の美しいアーケード
レドンホール・マーケット最大の見どころは、マーケット全体を覆う華やかなアーケードです。
ガラス屋根と装飾的な鉄骨が組み合わさり、通路が交差する中央部分は特に写真を撮りたくなる雰囲気があります。
ハリーポッター目的でなくても、ロンドンの歴史的な商業建築を気軽に楽しめるスポットです。
屋根があるため、雨の日のロンドン観光にも組み込みやすいのがうれしいところです。
石畳の通路
マーケット内には石畳の通路が続き、周辺の近代的なオフィス街とは印象が大きく変わります。
外側には金融街らしい高層ビルが見えるため、古いマーケット建築と現代的な街並みの対比も楽しめます。
規模はそれほど大きくないので、建物を眺めたり写真を撮ったりしながら、無理なく歩いて回れます。
Bull’s Head Passage周辺
ハリーポッターのロケ地として訪れるなら、アーケードだけでなくBull’s Head Passage周辺も忘れずに見ておきたい場所です。
映画『賢者の石』を見直してから行くと、実際の通路や入口の位置関係を比べながら楽しめます。

レドンホール・マーケットのおすすめ店舗
レドンホール・マーケットは建物を見るだけでも楽しめますが、時間が合えば買い物や食事も一緒に楽しめます。
ここでは、観光で立ち寄りやすい店舗を紹介します。営業時間や休業日は変わることがあるため、目的の店舗がある場合は最新情報を確認してから向かいましょう。
House of Wonders|ハリーポッターのお土産を探すなら
ハリーポッター関連のお土産を探したい方は、House of Wondersをチェックしてみましょう。
Bull’s Head Passage周辺にあり、魔法界をテーマにしたグッズや記念品を探しやすい店舗です。
映画ロケ地の近くでお土産を選べるのが魅力です。
The Lamb Tavern|歴史あるマーケットで英国パブを楽しむ
レドンホール・マーケットらしい雰囲気の中で食事やビールを楽しみたい方には、The Lamb Tavernが候補になります。
マーケット内にある歴史ある英国パブで、ビールだけでなく食事も楽しめます。パブ文化を気軽に体験したい旅行者にも向いています。
公式サイトでは、営業時間やフード提供時間が案内されています。日曜日も営業している場合がありますが、訪問前に最新の時間を確認しておくと安心です。
Oriani|パスタやワインを楽しめるイタリアン
Orianiは、レドンホール・マーケット内にあるイタリアン系のカフェ・バーです。
パスタやワインを楽しめるため、英国パブ以外の選択肢を探している方に向いています。
曜日によって営業状況が変わることがあるので、週末や夜に利用したい場合は事前確認がおすすめです。
Aux Merveilleux de Fred|スイーツ休憩におすすめ
観光途中に甘いものを食べたい場合は、Aux Merveilleux de Fredも候補です。
フランス発のパティスリーで、メレンゲやクリームを使ったスイーツを楽しめます。
食事というより、マーケット散策中の休憩やデザートに向いています。
PizzaExpress|気軽に食事したいときに
気軽にランチやディナーを済ませたい場合は、PizzaExpressもあります。
イギリス各地に店舗を展開するピザレストランで、パブや本格的なレストランより入りやすい雰囲気です。
家族連れや、食事の好みが分かれるグループでも使いやすい候補になります。
所要時間の目安
レドンホール・マーケットは、単体で半日かけて回るような大規模スポットではありません。
アーケードやハリーポッターのロケ地を見るだけなら、30分前後でも回りやすい規模です。
House of Wondersで買い物をしたり、パブやレストランで食事をしたりする場合は、1〜2時間ほど見ておくと余裕があります。
写真をじっくり撮りたい方は、平日のランチタイムや仕事終わりの時間帯を少し外すと、落ち着いて見やすいでしょう。
レドンホール・マーケットへの行き方
レドンホール・マーケットは、ロンドンのシティ・オブ・ロンドンにあります。
住所の目安はGracechurch Street, London EC3V 1LTです。
地下鉄を利用する場合は、Monument駅またはBank駅が便利です。
- Monument駅:District line、Circle line
- Bank駅:Central line、Northern line、Waterloo & City lineなど
- Fenchurch Street駅やLiverpool Street駅からも徒歩圏内
ロンドン中心部のほかの観光スポットからもアクセスしやすいため、シティ周辺を歩く日に組み込むと効率よく回れます。
周辺観光と組み合わせるなら
レドンホール・マーケット周辺には、ロンドンを代表する観光スポットが集まっています。
- スカイ・ガーデン
- ロンドン塔
- タワー・ブリッジ
- セント・ポール大聖堂
例えば、スカイ・ガーデン、レドンホール・マーケット、ロンドン塔、タワー・ブリッジを同じ日に回ると、シティからテムズ川沿いまでまとまりよく観光できます。
スカイ・ガーデンは無料展望スポットとして人気ですが、予約が必要な時間帯や予約が取りにくい日もあります。あわせて行きたい方は、事前に予約方法を確認しておくと安心です。
ロンドン塔やタワー・ブリッジも有料エリアまで見るなら、所要時間が長くなります。レドンホール・マーケットは短時間で立ち寄れる場所として、前後に組み込むのがおすすめです。
レドンホール・マーケットを訪れるときの注意点
店舗の営業時間はマーケット全体とは別
レドンホール・マーケットの公共エリアには、基本的に毎日アクセスできます。
ただし、ショップ、レストラン、パブの営業時間は店舗ごとに異なります。
建築や通路の雰囲気を見るだけなら、日曜日でも立ち寄れます。一方で、日曜日は休業する店舗もあるため、買い物や食事を目的にする場合は注意が必要です。
店舗も楽しみたい場合は、平日から土曜日の日中、または夕方前後に訪れると選択肢が増えやすいでしょう。
ハリーポッターの入口を見落としやすい
漏れ鍋の入口として使われた場所は、映画と同じ見た目のまま残っているわけではありません。
Bull’s Head Passage周辺を目印にし、現在の店舗やドアの色が変わっている可能性もあると考えて探すのがおすすめです。
平日は周辺で働く人も多い
レドンホール・マーケットは観光スポットであると同時に、金融街で働く人の飲食エリアでもあります。
平日のランチタイムや仕事終わりの時間帯は、パブやレストランが混みやすいことがあります。
写真を撮ったり建築をゆっくり眺めたりしたい場合は、混雑しやすい時間を少し外すと歩きやすいでしょう。
よくある質問
- レドンホール・マーケットは無料で入れますか?
-
建物や公共エリアを歩いて見るだけなら、基本的に無料で立ち寄れます。店舗での買い物や食事は別途料金がかかります。
- 日曜日でも観光できますか?
-
公共エリアを見るだけなら日曜日でも観光できます。ただし、日曜日は休業する店舗もあるため、買い物や食事を目的にする場合は事前確認がおすすめです。
- ハリーポッターのロケ地だけ見るなら何分必要ですか?
-
Bull’s Head Passage周辺とアーケードを見て写真を撮る程度なら、30分前後でも回れます。買い物や食事をするなら1〜2時間ほど見ておくと安心です。
- 最寄り駅はどこですか?
-
地下鉄ならMonument駅またはBank駅が便利です。どちらも徒歩でアクセスしやすく、周辺観光と組み合わせやすい場所にあります。
まとめ|ハリーポッターと歴史建築を短時間で楽しめるマーケット
レドンホール・マーケットは、ハリーポッターのロケ地としても、ヴィクトリア様式の美しいアーケードを楽しめる歴史的スポットとしても魅力があります。
建物や通路を見るだけなら予約やチケットは必要なく、ロンドン観光の途中に気軽に立ち寄れます。
ハリーポッターが好きな方はBull’s Head Passage周辺を探し、時間があればHouse of Wondersでお土産を見たり、The Lamb Tavernなどで食事を楽しんだりするのもよいでしょう。
スカイ・ガーデン、ロンドン塔、タワー・ブリッジからも近いので、シティ周辺を観光する日に組み込んでみてください。





