カールトン・ヒル(Calton Hill)は、エディンバラ中心部から気軽に行ける無料の展望スポットです。
エディンバラ・ウェイバリー駅から徒歩でアクセスでき、丘の上からは旧市街やエディンバラ城、アーサーズ・シートなどを一望できます。
頂上には、National Monument of ScotlandやNelson Monument、City Observatoryなどの歴史的な建造物も点在しています。
アーサーズ・シートのような本格的なハイキングは必要なく、短時間でエディンバラらしい景色を楽しめるのもカールトン・ヒルの魅力です。
この記事では、カールトン・ヒルへの行き方や登るのにかかる時間、主な見どころ、アーサーズ・シートとの違いを紹介します。
- カールトン・ヒルはエディンバラ中心部から徒歩で行ける無料の展望スポット
- ウェイバリー駅から頂上までは徒歩10〜15分ほど
- 初めて訪れるならWaterloo Place側の入口が分かりやすい
- 丘の上から旧市街やエディンバラ城、アーサーズ・シートなどを見渡せる
- Dugald Stewart MonumentやNational Monument of Scotland、Nelson Monumentなどの歴史的建造物も見どころ
- アーサーズ・シートより短時間で登れるため、気軽に絶景を楽しみたい人に向いている
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カールトン・ヒルとは?
カールトン・ヒルは、エディンバラ中心部の東側にある小高い丘です。
Forever Edinburghでは、エディンバラ城やアーサーズ・シートなどを見渡せるパノラマ展望スポットとして紹介されています。
丘自体はエディンバラの街のすぐそばにあり、市街地から数分歩くだけで展望スポットへ行けるのが最大の特徴です。
エディンバラの景色を見る場所としてはアーサーズ・シートも有名ですが、カールトン・ヒルは登る時間・体力ともにかなり少なくて済みます。
カールトン・ヒルは無料?
カールトン・ヒルそのものを歩くのに入場料はかかりません。予約も不要です。
そのため、夕方に時間が1時間余ったという場合にも気軽に立ち寄れます。
ナショナル・モニュメントやDugald Stewart Monumentの外観を見るのも無料です。
ただし、ネルソン・モニュメントなど建物内部へ入る場合は公開状況・料金が別になります。
カールトン・ヒルへ登るのに何分かかる?
一般的なWaterloo Place側からなら、丘の上までは5〜10分程度が目安です。
長い登山道を歩くわけではありません。
階段や坂を上れば、すぐにナショナル・モニュメントやネルソン・モニュメントが見えるエリアへ到着します。
ウェイバリー駅から頂上まで約10〜15分
エディンバラ・ウェイバリー駅からカールトン・ヒルの麓までは数分。
そこから丘へ上るため、駅から頂上までは徒歩10〜15分程度を見ておくとよいでしょう。
Google Mapsで距離だけを見るとかなり近いですが、最後に階段・坂があります。
入口はどこがおすすめ?
Waterloo Place側|一番おすすめ
カールトン・ヒルへ行くなら、Waterloo Place側の入口が最もおすすめです。
中心部やウェイバリー駅、Princes Streetから近く、観光客にも分かりやすいルートです。
階段と園路を上って、比較的短時間で丘の上までアクセスできます。
夕日や夜景を見たあとに下山する場合も、Waterloo Place側へ戻るのがおすすめです。
カールトン・ヒルには照明が少ない場所もあるため、暗くなってから歩く場合は足元に注意しましょう。
特に初めて訪れる場合は、来た道をそのままWaterloo Place方面へ戻ると分かりやすいです。
Regent Road側|比較的緩やかなルート
階段を避けたい場合は、Regent Road側からアクセスするルートもあります。
Waterloo Place側の階段よりも比較的緩やかな道を通れるため、階段が苦手な方やベビーカーを利用する場合はこちらも選択肢になります。
車・タクシーで頂上まで行ける?
原則として一般車両のアクセスはありません。
カールトン・ヒルは公共公園で、一般車両の乗り入れ・駐車は不可と案内されています。
Blue Badge保持者など障がいのある訪問者はRegent Road側のゲート付きアクセス道路を利用できます。
タクシーもアクセシブルアクセスとして乗降が可能ですが、駐車はできません。
通常の観光なら徒歩で向かうのが一番簡単です。
カールトン・ヒルの見どころ
1. エディンバラ旧市街の景色|一番の見どころ

カールトン・ヒル最大の見どころは、エディンバラ旧市街を一望できる景色です。
西側を眺めると、エディンバラ城やスコット記念塔をはじめ、旧市街の街並みが広がります。
特にDugald Stewart Monument周辺は、エディンバラらしい景色を撮影しやすい人気のビューポイントです。
「エディンバラらしい写真」を撮るならここ
アーサーズ・シートはより高い場所から街全体を見渡せますが、カールトン・ヒルは旧市街の建物を比較的近くから眺められるのが魅力です。
エディンバラ城や旧市街を含めた街並みを写真に収めたいなら、カールトン・ヒルは特におすすめです。
2. Dugald Stewart Monument|定番写真スポット

カールトン・ヒルで特に写真に使われるのがDugald Stewart Monumentです。
スコットランドの哲学者のDugald Stewartを記念し、William Henry Playfairが設計したモニュメントで、1831年に完成しました。
このモニュメント越しに、旧市街やエディンバラ城を入れて撮影する構図が有名です。
夕日の時間帯にも人気があります。
3. National Monument of Scotland|未完成の「Edinburgh’s Disgrace」

カールトン・ヒルで一際目立つ建造物の一つがNational Monument of Scotlandです。
アテネのパルテノン神殿をモデルにした巨大な円柱が並びます。
ナポレオン戦争で亡くなったスコットランドの兵士と船員を追悼するために計画されました。
1829年に工事が止まった
礎石は1822年に置かれ、William Henry Playfairらの設計で1826年に建設が始まりました。
しかし資金不足により1829年に工事が中断。
現在も未完成のままです。
そのため、Edinburgh’s Disgraceという通称でも知られています。
4. Nelson Monument

丘の上にそびえる塔がネルソン・モニュメント(Nelson Monument)です。
1805年のトラファルガーの海戦(Battle of Trafalgar)で戦死した、イギリス海軍のホレーショ・ネルソン提督を記念して建てられました。
建設は1807年に始まり、1816年に完成。逆さにした望遠鏡のような独特な形が特徴で、カールトン・ヒルを象徴する建造物のひとつです。
Time Ballにも注目
ネルソン・モニュメントの頂上には、1853年にTime Ballが設置されました。
午後1時にボールを落とすことで、フォース湾を航行する船の乗組員が正確な時刻を確認できる仕組みです。
1861年にはエディンバラ城のOne O’Clock Gunと連動するようになり、目で見る Time Ballと、音で時刻を知らせる大砲の両方で午後1時を伝えていました。
ネルソン・モニュメントは内部見学も可能
ネルソン・モニュメントは修復工事のため一時閉鎖されていましたが、現在は再オープンしており、内部の見学や塔に登ることができます。
塔の上部には展望スペースがあり、エディンバラ城やアーサーズ・シート、フォース湾方面まで見渡せる360度のパノラマビューを楽しめます。
また、塔の内部にはタイムボールや天文学者チャールズ・ピアッツィ・スミスに関する展示もあります。
なお、臨時メンテナンスなどで休館する場合があるため、訪問前にCulture Edinburgh公式サイトで最新の営業時間を確認しておくのがおすすめです。
5. City Observatory|天文学と時刻管理の歴史

カールトン・ヒルは、エディンバラの天文学と時刻管理の歴史に深く関わる場所でもあります。
現在のCity Observatoryは、建築家ウィリアム・ヘンリー・プレイフェア(William Henry Playfair)が1818年に設計しました。
かつては天体観測の拠点として使われていましたが、現在は現代アート団体Collectiveが建物を活用しています。
歴史的な天文台建築と現代アートを同時に楽しめるスポットです。
6. Collective Gallery

City Observatoryの建物では、現代アート施設Collective Galleryが運営されています。
国内外のアーティストによる展覧会やイベントが開催されており、入場は無料です。
営業時間は水〜日曜 10:00〜17:00、月・火曜は休館です。
カールトン・ヒルの景色だけでなく、アートも楽しみたい方は立ち寄ってみてください。
コーヒーショップもある
敷地内にはCollective Gallery Coffeeもあります。
コーヒーや冷たいドリンク、軽食などを販売しており、カールトン・ヒルの景色を眺めながら休憩できます。
営業時間は水〜日曜 10:00〜15:30です。
※営業時間は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトをご確認ください。
カールトン・ヒルとアーサーズ・シートはどちらがおすすめ?
どちらもエディンバラの絶景スポットですが、かなり性格が違います。
| カールトン・ヒル | アーサーズ・シート | |
|---|---|---|
| 高さ | 低め | 251m |
| 登る時間 | 約5〜10分 | 約30〜45分以上 |
| 全体所要時間 | 30分〜1時間 | 約1.5〜2時間 |
| 難易度 | 低い | 中程度 |
| 中心部から | 近い | Holyrood側 |
| 旧市街写真 | ◎ | ○ |
| 自然・ハイキング | △ | ◎ |
| 夕日 | ◎ | ◎ |
| 初心者 | ◎ | ○ |
時間がないならカールトン・ヒル
1時間以内でエディンバラの絶景を見たいならカールトン・ヒルです。
ハイキングも楽しみたいならアーサーズ・シート
自然の中を歩き、より高い場所まで登りたいならアーサーズ・シートがおすすめです。
両方行っても楽しめる
景色の方向・距離感が違うため、2日以上Edinburghに滞在するなら両方行っても楽しめます。
よくある質問
- カールトン・ヒルの入場料はいくらですか?
-
丘自体は無料です。
予約も必要ありません。
ネルソン・モニュメントなど建物内部へ入る場合は別途料金・公開状況があります。 - 登るのに何分かかりますか?
-
Waterloo Place側の入口から頂上まで5〜10分程度が目安です。
ウェイバリー駅からなら全体で10〜15分程度を見ておくとよいでしょう。 - 所要時間は?
-
景色だけなら30〜45分。
モニュメント群を一通り見るなら45分〜1時間がおすすめです。
Collectiveも見るなら1〜1.5時間程度です。 - 何時に行くのがおすすめ?
-
景色・写真目的なら夕日がおすすめです。
日没30〜45分前に到着するとよいでしょう。
混雑を避けたいなら朝がおすすめです。 - 夕日はどこから見る?
-
Dugald Stewart Monument周辺から旧市街・エディンバラ城方向を見るのが定番です。
ナショナル・モニュメント周辺からも楽しめます。 - 夜でも行けますか?
-
行くことはできますが、一部の園路は照明が少ないため注意が必要です。
暗くなった後はWaterloo Place側の園路を利用するのがおすすめです。 - アーサーズ・シートとどちらがおすすめ?
-
短時間・初心者ならカールトン・ヒル。
ハイキングや自然を楽しみたいならアーサーズ・シートです。 - エディンバラ城から近いですか?
-
徒歩で移動可能です。
旧市街からWaverley / Princes Street方面へ下り、Waterloo Placeからカールトン・ヒルへ登ります。 - ウェイバリー駅から近いですか?
-
非常に近いです。
駅から頂上まで徒歩10〜15分程度が目安です。 - 車で上まで行けますか?
-
一般車両は基本的に入れません。
障がいのある訪問者向けにはRegent Road側のアクセシブルアクセスがあります。 - ネルソン・モニュメントには登れますか?
-
現在は再オープンしており、内部を見学して塔の上まで登ることができます。
ただし、臨時メンテナンスなどで休館する場合があるため、訪問前にCulture Edinburgh公式サイトで最新情報を確認しておくのがおすすめです。
- トイレはありますか?
-
Collectiveの来館者用トイレを営業時間中に利用できます。
50pの寄付が求められています。 - スーツケースを預けられますか?
-
Collectiveに荷物預かり / クロークはありません。
公式はウェイバリー駅の荷物預かり利用を案内しています。
まとめ
カールトン・ヒルは、エディンバラ中心部から気軽にアクセスできる無料の展望スポットです。
ウェイバリー駅から頂上まで徒歩10〜15分ほどで、旧市街やエディンバラ城、アーサーズ・シートなど、エディンバラを代表する景色を一望できます。
景色だけでなく、Dugald Stewart MonumentやNational Monument of Scotland、Nelson Monumentなど、丘の上に点在する歴史的な建造物も見どころです。
アーサーズ・シートほど時間や体力を必要とせず、1時間ほどでも十分に楽しめるため、エディンバラ観光の日程にも組み込みやすいでしょう。
初めてエディンバラを訪れる方にもおすすめしたい、街を一望できる定番スポットです。
※Nelson MonumentやCollective Galleryの営業時間・公開状況は変更される場合があるため、訪問前に公式情報をご確認ください。

